2023/03/20
【高気密はダメ!】
GOです。
【高気密はダメ!】
A・B いったいどっちが正しいの?
A「高気密は息苦しいからダメ!」
B「気密性は高ければ高いほど良い!」
数年前はAとお答えされる方が多かった。
近年、Bとお答えされる方が多くなりました。
気密性を高め家族が安全に暮らせる住宅は
気密性が高ければ高いほど、
換気が計画的に行え、快適に暮らすことが出来ます。
数年前、ある方からこんな事を言われました。
気密性を高めるには、
職人の技術と工法の見直しが必要だから、
ハウスメーカーは手を出さない、
断熱性も耐震性も、設計上の問題なので、
本当にそれだけの性能があるかは、
誰にもわかりません。と
耐震等級3、断熱等級7は、計算されたもの。(理論値)
気密測定値は、そのものの数字が出ています。(実測値)
もし、C値=0.5とか0.3と仕様書に記載していて、
測定してみたらその数値がまったくでなかったら、
あなたならどうしますか?
「出るまでやり直してください」
と、気にする方ならいいますよね。
そうなると、結構、大変です。
またある方は日本と言う国は
ハウスメーカーがやり難い基準はつくらない・・・
住まいての事をもっと本気で考えろ!と
とまあ、そんな理由もあり、
ハウスメーカーは「気密性能」については、
ほとんど触れないようにしている。
私自身も気密測定の立ち合いは何度もありますが、
結構、ドキドキです。
2016年から、
C値=0.1オーバーという経験はないのですが、
もしあったら、、、、
HANAKEN 228棟 平均値 C値=0.12を
お伝えしているので大変なことになります。
「気密性は高ければ高いほど良い!」
何より冬の部屋干しでも洗濯物がよく乾きます。
半乾きの嫌な臭いはまったくしません。
HANAKENでは、
ランドリールームを希望される方が多くなりました。
最後に
高気密が必要な8つの理由
① 漏気を減らして省エネと快適性の向上(ランニングコスト低減)
② 壁体通気を減らして断熱性能の低下を防止(ランニングコストの低減)
③ 壁体内結露を防止(長寿命化)
④ 計画換気の性能保持(空気の鮮度維持)
⑤ 室内の上下温度差の解消(快適性の向上)
⑥ 安定した室内の湿度管理(快適性の向上、健康増進)
⑦ 外気汚染物質の侵入防止(空気の鮮度維持、健康増進)
⑧ 施工精度の確認(施工技術力の確認)
気密化の目的は上記の8つです。
どれが欠けても、ランニングコストや家の寿命、
快適性などに大きな影響を及ぼします。
住まいてのことを考えれば
高気密はダメではなく絶対必要となる。