2022/04/25
『忘却曲線』
GOです。
先日、研修で・・・
ヘルマン・エビングハウスの忘却曲線を学びました。
創造・計画・思考・判断など
人間の高次脳機能を駆動する中心的な精神機能が『記憶』。
その『記憶』を
ドイツの心理学者へルマン・エビングハウスが
時間経過によってどのように変化するのかを実験法を用いて
忘却曲線という形で記述した。
『エビングハウスの実験』の結果は以下の通りです。
人が何かを学んだ時、
20分後には42%忘れる
1時間後には56%忘れる
9時間後には64%忘れる
1日後には67%忘れる
2日後には72%忘れる
6日後には75%忘れる
31日後には79%忘れる
こんなにも忘れる!て
驚きですね。
では、忘れないためにはどうすればいいのか?
記憶した知識・情報を短期記憶から長期記憶へと変換する為に、
『反復的な復習』と『知識の意味づけ・関連づけ』が重要になってくる。
復習の有効性
書いたり、声に出したりして五感を刺激しながら覚えること。
エビングハウスの忘却曲線からの学び
1.何かを学ぶ時、その知識が自分にとって
意味のあるものであったり
重要なものであったりした場合、暗記は楽である。
逆にその内容が自分にとって意味のないものであれば、すぐ忘れる。
2.学習に時間をかけると、吸収できる情報量も増える
3.一度目の学習より二度目以降の学習の方が簡単になる。
復習を重ねるごとに忘れにくくなる。
4.一度にたくさん学ぶよりも、
時間をかけて何度かに分けて学んだ方が、学習効率は上がる。
5.学んだ直後から物忘れは始まる。
最初は一気に忘れ、次第にゆっくりと忘れるようになる。
復習の有効性
(節約率)=
(節約された時間または回数)÷(最初に要した時間または回数)
(節約された時間または回数)=
(最初に要した時間または回数)-(覚え直すのに要した時間または回数)
[エビングハウスの忘却曲線:人間の記憶機能と復習の有効性]
好きな事を忘れないのは、復習の差