2021/12/13
A係長も人間です。
GOです。
誰しもが一度はある経験。
正しいことを言っているはずなのに
相手が嫌な顔をする。
て、言ったことはないでしょうか。
私は、数数えきれないくらいあるます。
それは、相手に対して「自分が否定されている感覚」を
与えているからなんですネ。
基本的に人は否定を恐れるものです。
たとえ自分が、相手自身についてではなく、
相手の仕事のやり方について意見を述べただけなのであっても、
相手は「自分自身を否定された」ような気分になるでしょう。
しかし、発言の中に共感をこめるだけで、
相手の受け取り方は180度変わったものになります。
たとえば部下が、仕事で単純な事務上のミスを重ねたとします。
その際、上司のA係長が
①「こことここが間違ってるから早く直して」と言う場合と、
②「細かい作業をずっと続けてると集中力は落ちるよね、
疲れてると思うけどこことここを直しておいてネ」と言う場合とでは、
部下が抱く印象は大きく違うと思いませんか。
青字は相手のことをみているから伝えられる言葉
紫字と赤字は相手の体を気遣っている。
最近、コーチングを学び続けている
A係長は、当然②を選択しているでしょう。
②がはるかに好意的に感じますね。
自分自身が声をかけられる場合についても同様で
会話の相手があなたの言うことを毎回のように否定してきたら、
どのように感じるでしょう。
人はできれば共感してほしがっている。
自分の言っていることを否定せずに共感してほしいというのが、
人間の基本的な欲求にある。【承認欲求】
基本的な欲求を満たされることはやはり心地いいもの。
他人を否定せず、相手に共感することは、
人に好かれるコミュニケーションの第一歩なのですネ。
無理に相手に共感するのではなく、
相手に対しフォローをすることが重要。
否定したところで、相手の意見は変わらない。
「否定せず、相手に共感」大切にしていきたいものですネ。
A係長も人間です。
『他人と過去は変えれない』