2021/05/17
梅雨入りだからこそ!
GOです。
先日、テレビ番組で
梅雨入り前にやる
カビ・ダニ対策を紹介してましたので
共有させて頂きます。
はじめにカビの発生メカニズム
カビは空気中に常に存在しています。
それでは、カビはなぜ出来るのか?
カビは微生物の一種で真菌と呼ばれ、
空気中に常に存在し、私たちの周りを漂っています。
また、真菌がカビという目に見える形に変わるためには
次の4つの条件が必要です。
1.適度な温度があること(10~35℃前後)
2.栄養分があること(有機物でホコリ、チリ、あかなども栄養素となる)
3.水分がある(湿気と言う方が適している)
4.酸素があること(呼吸、発酵に必要)
カビを防ぐには、
この原因を知ることで初めて対策が出来ます。
住宅の中で発生するカビは、
一般的に10℃から35℃程度の温度で生きることが出来ます。
その温度は私達人間が快適に暮らせる温度とも一致しており、
そのため、1番目の適度な温度という条件を
コントロールすることは出来ません。
また、二番目の栄養分は、
有機化合物と言われる自然、人工のものを問わず、
すべて物質が栄養素となり、
チリ、ホコリ、あか、石鹸水の残りカスなどの
物質が栄養源になってしまいます。
湿度70~99%の状態が
もっとも生育しやすい環境と言えます。
その結果、一般的には梅雨時などの湿気が多い時期に
カビの発生が高いことになります。
また、カビは紫外線に弱く、
直射日光が当たる場所ではうまく生育できません。
そのため、カビが発生する場所は
日影やジメジメした北側に多く発生する、
ということになります。
サッシの結露・・・室内の換気、水蒸気の制御、サッシの清掃
サッシが結露を起こし、掃除をしていないでサッシに
ホコリやチリが溜まったサッシでは
カビの発生率が高くなってしまいます。
浴室のカビ・・・石けん水を残さない、換気とふき取り
常に高温多湿な浴室はカビの発育には好環境です。
こまめなふき取り、換気以外には基本的な対策はありません。
特に石けん水はカビの栄養源ですから、
入浴の最後には、壁やドア等にシャワーを掛けて、
入浴中に飛び散った石けん水などを
洗い流しておくことが大切です。
これらから分かることは、
室内の清掃をこまめにして、
ホコリやチリや水回りなどカビの
栄養素をなくすことなんですね。
カビを増やすとそれを好物とする
ダニを増やすことになります。
カビ・ダニ予防は・・・
梅雨入りだからこそ!
やるしかない