2020/11/09
なぜ気密測定をするのか?③
GOです。
気密測定の重要性
なぜ気密測定をするのか?③
あたらしい家づくり教科書
よい家は『断熱・気密』が大事
を伝える
兵庫県の設計事務所
松尾設計室 代表取締役 松尾和也さんは・・・
高気密住宅の8つのメリット
①漏気負荷を減らし省エネルギー化と室内温度環境の快適性向上を図る(ランニングコスト低減)
②壁体通気を抑制し、断熱性能の低下を防止する(ランニングコストの低減)
③壁体内結露を防止する(長寿命化)
④計画換気の性能保持(空気の鮮度維持)
⑤室内の上下温度差の解消(快適性の向上)
⑥安定した室内の湿度管理(快適性、健康性の向上)
⑦外気汚染物質の侵入防止(空気の鮮度維持、健康性の向上)
⑧施工精度の確認(ハウスメーカーの施工技術力の確認)
「気密性能は高いほど良い」の主張をまとめてみましょう。
1.気密性が高いと換気が計画通りに行えるので、いつでも空気がきれい。
2.気密性が高いと高効率の熱交換換気が利用できるので、
更なる省エネが出来るし、吸気した空気が冷たくなる
コールドドラフトも起きずに快適である。
3.防湿層を隙間なく施工できるので、内部結露を起こさない。
だから構造木材が結露で腐らず長持ち。
4.気密性能が高いと隙間風が少なくなるので、省エネ。
5.気密性能が低いと特に床の温度が下がって不快感が高まるので、
快適性を考えるなら気密性能はしっかりと担保すべき。
6.高い気密性能を確保するために、腕の良い職人の育成に力を入れている。
制度の高い施工能力と職人の技術が自社の強みだ。
高気密住宅の8つのメリット
⑥安定した室内の湿度管理(快適性、健康性の向上)
「気密性能は高いほど良い」の主張
3.防湿層を隙間なく施工できるので、内部結露を起こさない。
だから構造木材が結露で腐らず長持ち。
これは、超高気密住宅ほど湿度管理がしやすいと
松尾さんはおっしゃている。
YouTubeでは、
人が快適に過ごせる相対湿度
40%~65%
絶対湿度7g未満は加湿、『11月~3月』
絶対湿度13g以上は除湿 『6月~9月』
相対湿度70%を以下だとカビが生えにくくなる
人が健康・快適に過ごすためには、超高気密住宅にすること。
それを証明するために気密測定が必要となるんですね。