2020/06/15
梅雨は湿度管理が大切②
GOです。
梅雨は湿度管理が大切②
関西も梅雨入し、嫌な季節となりましたね。
前回ブログでカビのお話をさせて頂きました。
どうして「梅雨」にはカビが生えるのか
住まいで発生しやすいカビは、
「酸素(空気)」があるところで
「適した温度」「適した湿度」「栄養源」があると繁殖します。
梅雨シーズンの気温は平均的に20℃を超える日が
多くなり、高い日には25℃を超えることも。
そして湿度は70%くらいが普通、80%を超える日もあります。
この「気温20℃~30℃」「湿度70%くらい」という環境が、
住まいにあるカビが繁殖しやすい条件になります。
原因の一つと言われております。
カビは梅雨より少し前から空中に多く浮遊し始めると言われ、
外から空気にのって室内に入ってきます。
また、もともとあるものの成長はしていなかったカビの胞子や菌糸が
多くの住宅に存在していると考えられ、
梅雨に「最適な環境」が整うことでそのカビが増速する、というわけです。
住まいはカビの「好物」がいっぱい!
そして、カビを「好物」とするのがダニです。
私達人間はこれらの物質から健康を害されております。
カビ対策として外の湿度が70%以上など、
湿度が高い時間帯は窓を開けず、
60%くらいのときに窓を開け換気をするのがおすすめ。
多量の湿気が室内に入らず、部屋の湿気を外に出すこともできます。
快晴の日なら、気温が高くなるお昼から午後にかけて湿度が低めになりますが、
曇りや雨天時は時間に関わらず終日湿度が80%以上ということも。
終日湿度が高いときは、窓開けずに上がった湿度を
エアコンの除湿で下げ、室内の湿度をコントロールします。
人の温度感覚は実際の温度だけではなく、
湿度や気流の状態によっても左右され、
冷房時は湿度が低ければ温度が高くても快適で、
暖房時は湿度が高ければ低い温度でも快適と感じられます。
こういった事から前回ブログでお伝えさせて頂いた
湿度温度計を各部屋に置いて頂き、
梅雨時期は嫌なカビ・ダニから家族と住まいを
守ることに集中して頂くことをオススメします。