2020/02/10
窓が決めて!
GOです。
今季は暖冬と言われましたが、最近冬らしく冷え込む日が多くなりましたね。
そこで皆様は、暖房しているのに寒いスキマ風のような空気の流れを感じる、
足元が冷えるというようなことはありませんか?
そんな風に感じたら、もしかしたら室内でコールドドラフト現象が
起きている可能性があります。
コールドドラフト現象を家づくり相談会で
お客様に「知っている」「知らない」をお尋ねしますが
ほとんどの方が「知らない」とお答え頂きます。
この現象は、冷たい窓ガラスで冷やされた空気が
下方へ降りてくると同時に、暖気は上に流れます。
このような対流によって発生した冷たい空気の流れのことで、
暖房し閉め切っているはずなのに冷たいスキマ風ようにを感じます。
断熱性能が低い窓は、いくら暖房の設定温度を上げて部屋を暖めようとしても、
根本的な対策をしない限り冷気を防ぐことはできません。
これでは光熱費もかさんでしまいます。
我が家でコールドドラフト現象が起きているかどうかを、
簡単に知る方法があります。
冬の悩みの種と言えば「結露」ですが、窓ガラスに結露が起きる家は、
コールドドラフト現象が起きやすい家です。
結露が起きる原因も、窓ガラスが冷えることにあるからです。
お部屋の熱損失がもっとも大きいのが【窓】なんですね。
省エネルギー建材普及センターによると、
窓からはお部屋のなかの暖かい空気の52%が逃げていくそうです。
ちなみに、床は9%と少なく、
いかにコールドドラフトが寒さをもたらしているかがわかります。
そして、コールドドラフトの原因となるのは、無防備な窓ガラス。
ということは、窓からの熱損失さえ防ぐことができれば、
コールドドラフトの52%は解消できるということです。
窓は光を運び、窓は風を運び、窓は熱を運びます。
これからお家のリフォーム、新築をお考えの方へ
健康・快適・省エネでストレスのない家は、
窓が決めて! です。