2018/10/22
コミュニケーションの基本
GOです。
コミュニケーションの基本は、「観察力」
観察力とは、「相手のことをよく知る力」のことです。
観察力があると、コミュニケーションが豊かになります。
なぜなら、表情や声の変化、ジェスチャーなどから、
相手がどう思っているのかを知ることができるからです。
たとえば、自分が発した言葉に対して、相手の反応が今一つなら、
「伝わっていないな」ということが分かります。
言い方を変えることで、相手の理解をより深めることができます。
観察力を上げるためにはどうしたらいいのか?
観察力を鍛えると、
相手が置かれている状況が分かります。
人は、言葉以外にも、
顔の表情や声のトーン、ジェスチャーなどで、
さまざまなメッセージを送っているからです。
たとえば、言葉に発していなくても、
楽しければ楽しい表情に、
つまらなければつまらない表情に、
体調が悪ければ顔色が悪くなっているでしょう。
観察力を鍛えると、
相手が言葉にしていない本心が分かります。
なぜなら、顔の表情や声のトーン、ジェスチャーは、
言葉と違って無意識的に動かしていることが多いからです。
たとえば、顔色がそうです。
体調が悪いときは顔色が青くなりますが、
意識して顔色を変えることはできません。
顔色ほどでなくても、顔の表情や声のトーン、
ジェスチャーは無意識で動かしていることが多く、
相手の本心が表れやすい特徴があります。
言い換えれば、言葉はウソをつけますが、
表情はウソをつけないので、本心が分かりやすいですね。
観察力はを鍛えると、
自分がとった行動に対する、相手の変化が分かります。
その結果、次に何をしたらいいのか、
コミュニケーションの戦略を立てる手がかりになります。
たとえば、相手がネガティブな状況のときに、
励ましの言葉をかけたとしましょう。
その言葉で前向きになれば明るい表情に変わるでしょうし、
言葉が響かなければ「はぁ」とため息をつくかもしれません。
どちらかの反応によって、次の関わり方を変えていく必要があります。
このように、観察力は、
次のコミュニケーション戦略を立てる手がかりになります。
コミュニケーションにおける観察力を鍛えるためには、
今までより五感を働かせて、
周りの人をよく「見る」「聞く」「感じる」ことで
身に付けることができます。
観察力を鍛えるいくつかのポイント……
・顔の表情、視線
・声のトーン、リズム、テンポ、大きさ
・姿勢、体の動き、しぐさ
・呼吸
・相手がよく使う言葉の言い回し、感情言葉
具体的には……
・顔の表情が暗い/明るい
・視線が落ち気味/上を向いている
・声が暗い/明るい
・声のトーンが暗い/テンションが高い
・背中を丸めて、うなだれている/背筋が伸びていて、胸を張っている
・だらだらしている/集中している
・呼吸が深く遅い/呼吸が浅く早い
・ネガティブな言葉が多い/ポジティブな言葉が多い
観察力とは、物事の、ある「瞬間」の状態、
もしくは、「以前」と「今」の変化を読み取る力です。
私達にとって大切な
コミニュケーションの基本は、「観察力」
私達は、観察力をもっともっと
鍛えて行かなければ!