2018/10/01
未来の大工!
GOです。
私は「自分の家は自分で建てる」と
小学校3年生の時、大工になろうと決め
高校を卒業し1985年大工になりました。
その大工さんが今、全国的に減少している。
1980年に93万人いた大工さんは、
2015年には35万人。
2020年には30万人、
2030年には20万人にもなるといわれる。
大工が減少しても、住宅着工も減少するから
問題ないと見ているむきもあったが
2000年から2015年の15年間で見ると
大工の年平均減少率は△4.2%、
住宅着工の△1.9%よりも減少スピードが速い。
上のグラフでも明らかなとおり、
大工の高齢化が大工不足を加速させている。
大工の38.7%が60歳以上だ。
10代、20代の大工が増えていないことから、
高齢化はますます深刻になる。
今の若者は、請負を選ばない。
給与制度があり、
月給制・福利厚生の手厚い社員大工が選ばれる。
有効求人倍率があらゆる職種で上昇し、1.46倍。
若者にはいくらでも仕事があるのだから、
わざわざ条件の悪い仕事はしないと言われてる。
大工不足にどのように対処するか?
魅力ある会社に若者が集まる!
研修・育成の仕組みを整える
キャリアパス(建設キャリアアップシステム)
給与制、社会保険完備、福利厚生、資格取得奨励
大工を育成する仕組みがない工務店は淘汰される。
大工は、大きく工夫するから大工なんです。
大工だけではなく職人さんは、
本当に素晴らしい職業です。
若者が働きたくなる組織をつくることは、
若者が家を建てたくなる組織をつくることにも繋がる。
私達、感動の家づくりチームは
この事を本気で考え準備していかねばならない。
未来の組織のために!