2018/01/29
PPK・NNKとは?
GOです。
日本は世界でも指折りの長寿国として知られています。
長寿国、日本の現実は「寝たきり大国」!
その実態は、最期まで元気に活動して
天寿をまっとうするピンピンコロリ【PPK】は少なく、
男性は平均9年、女性は同12年も介護された末に
死んでいくという、ネンネンコロリ【NNK】が
他国に比べて多く「不健康長寿国」なのです。
「ピンピンコロリ」を実現する5つの習慣とは?
生活習慣という切り口から見ると、
次の5つの習慣を身に付けることがPPKには大事です。
1・運動。
毎日やらなくても週に1回運動していれば、
生存率がかなり高くなることが証明されています。
2・質のいい睡眠。
3・朝食。
食べないと脳や身体機能が活性化しません。
その際、納豆、ヨーグルトなどの発酵食品を食べ腸内細菌を
増やして体温を高めると免疫力が高まり、がんになりにくくなります。
4・禁煙。
発がん物質を含むたばこは百害あって一利なし、確実に寿命を縮めます。
5・適度な飲酒。
研究チームが高齢者1.3万人を対象に3年間追跡調査したところ、
男性では毎日飲酒する群、女性では週に1,2回飲酒する群の死亡率が最も低く、
逆に死亡率が高かったのは男女とも「ほとんど飲まない」と
回答した人たちだそうです。
これがピンピンコロリの条件だ!
・かかりつけの歯科医師を持つ
・口腔をケアし良好な状態を保つ
・やや太めの体形である
・総コレステロール値が高い
・お出かけが好き
・断熱に優れ土壁を使った健康住宅に住む
病は気からは、本当でした
「病は気から」という言葉がありますが、
多少の支障があっても「自分は健康である」と自信を持つ方は、
「健康でない」と考える方に比べ、長生きすることが示されました。
健康と感じるように心がけたり、相互支援をする環境づくりが大事です。
ただ長生きするだけでなく、
私たちが望むのは、なくなる直前まで
元気に活動するピンピンコロリ(PPK)の人生であり、
不幸にして長期の寝たきりになって亡くなる
ネンネンコロリ(NNK)ではないでしょう。
PPK・NNKを、
2月18日(日)
ビバシティ彦根 ビバシティホール 13時 集合
長寿いきいき研究所顧問の
首都大学東京大学院・都市システム科学
星旦二教授から学びましょう。
健康がすべてではない
しかし、健康を失うと
すべてを失う。