2018/12/21
今年の漢字
こんにちは
こんばんは
おやすみなさい
AZUMAXです。
洒落た文章が書けないの悩みです。
今年の漢字は
伝える、伝わる
「伝」でした。
振り返ってこの一年いろんなことに悩んだと思います。
今日は
最近考えてたことです。
わたしは、ずっとこの仕事は、才能とかそういうものでもない気がしています。
「立体把握能力」てことで説明してみたいと思います。
この能力は、上手な立体的な絵を描ける人だったり、
頭の中に、3D空間があって、立体物がいつでもクルクル自由に回っているみたいな感じ。
現場監督として立体を扱う仕事でも
わたしの考えは違います。
立体的に把握するとき、
正面、側面、上面、に分解した上で、それを描いてみます。やってみると結構簡単です。
コップだったら上面は丸、正面はただの台形になります。
それ以外にも、線と面に分解したり、平面と曲面に分解したり。
いきなりそのままを描こうとしたり、考えようとしないで、
分解してシンプルに描いてみる。
分解して観察した後にもう一回見てみると、最初よりもいろいろ把握しやすくなります。
把握する能力=分解する能力?
で、ここまで書いて気づいたんですけど、
これは立体把握能力に限った話ではないのかもしれないです。
料理が上手い人は、美味しいものを食べた時に、食材は、調味料は何か、
それをどう調理するかを、分解して読み解く能力も高い。
音楽を作れる人も、良い曲を聞いた時に、単に完成した音として聞くんじゃなくて、
リズムが、音階が、とか、いろんな次元に分解しているんじゃないかと。
まとめますと
「高度な何か」を把握する能力が高い人を見ると
「高度な情報をそのまま理解するすごい人」って思いがちで。
「自分は、そんなすごい人にはなれない」って凹むことになりますが、
そうではなくて、
高度な情報を、自分がわかる次元まで分解した上で理解しているということ。
把握するための段取りを知ってるか知らないかじゃないかな。なんて思います。
そして「つくる」っていうのは、分解したものを別の形で統合する、
バラバラにしたものを違う形で合体させる、みたいな事なのかもしれませんが。
家づくりでも、細かな部分まで、分解して
考える方法、段取り をもっと教えていこうと思います。
「伝」
でした。