2018/10/29
何事も「元」「原因」「始まり」を考える!
GOです。
前回ブログでお伝えさせて頂きました
「観察力」は、コミュニケーションの基本。
「観察力」を鍛えるより
まだ難しいものがあるをご存知でしょうか?
それは、「洞察力」です。
「洞察力」は、観察しただけでは見えないものを、
直感的に見抜いて判断する能力です。
簡潔に言うと、
「観察力」は「目に見える部分」を見る力。
「洞察力」は「目に見えない部分」を見抜く力。
「観察力」は、相手の見た目や癖、顔色など
「目に見える部分」を細かく見る力を意味します。
例えば、
「昨日と同じ洋服だ」
「今日はいつもと髪型が違う」
「顔色が悪いな」と、これらを見ているかどうかです。
それに対して「洞察力」は、
「目に見えない部分」を見抜く力のことです。
例えば、
「嫌なことがあったのかな」
「体調悪いのかな」などです。
要するに、洞察するには観察することが大切になります。
観察力ありきの洞察力なわけです。
ちょっとした顔色の変化やいつもより動きが遅いなど、
そういった部分に気付くのが「観察力」、
そこから「体調が悪いからかな」「嫌なことあったのかな」と
その原因や心理状態に気付くのが「洞察力」となります。
「洞察力」のある人の特徴
①観察力がある
②客観的
③冷静
④経験豊富
⑤経験や失敗を活かせる
⑥偏見や先入観がない
⑦勘が鋭い
洞察力が鋭い人は、
何事も根本を考えることからスタートする。
どうしてしなければならないのか、
どうしてこうなったのか、なぜ必要なのかと、
何事も「元」「原因」「始まり」を考える。
そこに至る経緯を知るのではなく、
元々の根本を知ることで、
すべてに意味を感じるようになります。
これは物事の対象となるものが
「人物」になっても同様に根本から考えます。
「なぜあの人はこんなことを言うのか」
「どうしてあんな行動をするのか」
その原因となることを追究する為、
その人の心理や本音を探り出すことができるため、
洞察力がどんどんと優れていく。
例えば
「怒りで我を忘れている」という人を見て、
「怖い」「近寄れない」と思うのではなく、
元を辿って行き
「本当は寂しかったのに
誰も気づいてあげなかったから怒ってるんだ」
という理由に辿りつく。
その人の表面的な感情ではなく、
隠れている根本的な思いを追究するから、
人の心理を洞察することができる。
何事も深く考えて追及する思考を持っている人は、
洞察力が高くなり、人の思いや隠された心理に
気付くことができるんですね。
皆様は如何ですか?